KANADEL ART

世界初アルコールインクアート フラワーショーとは?

風1本で描く、日本独自の繊細な表現とその可能性

風1本で描く、繊細な花々。
それは、日本の私たちにしかできないアルコールインクアートの表現です。

2026年3月9日、「世界初 アルコールインクアート フラワーショー&Antique展」は、多くの方にご来場いただき、盛会のうちに閉幕いたしました。

本展示では、一人ひとりの作品が集まり、それぞれの感性が響き合う空間が生まれました。会場では、多くの方が足を止め、作品をじっと見つめ、あたたかな言葉を残してくださいました。そのひとつひとつが、この展覧会を特別なものにしてくれたと感じています。

お越しくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

アルコールインクアートを「見せる」ことの意味とは?

今回、出展してくださった皆様へ。

作品を「人に見せる」ということは、想像以上に勇気のいることです。その一歩を踏み出し、ご自身の表現を届けてくださったことに、心から敬意を表します。

展示されたすべての作品は、確かに「表現」としてそこに存在していました。そしてその一つひとつが、この空間を共に創り上げてくださいました。

私は今回の展示を通して、すべての人の中に「表現の種」があることを、改めて強く実感しました。

この展示は、終わりではありません。
それぞれの表現の、新しい始まりです。

なぜ私はアルコールインクアートを教えているのか?

もともとこの技法をレッスンとして開講した理由は、とてもシンプルなものでした。

「このお花が描きたいと思った人が、一緒に描けたら楽しいやん」

その想いから始まり、私はこの描き方を自分だけのものにせず、すべてを解放したいと考えていました。

しかし、一人、また一人と本気で向き合ってくださる受講生の姿を見て、私の意識は大きく変わりました。

ただ楽しむだけではなく、もっと大切に扱わなければならない。
本気で向き合ってくださる人がいるからこそ、こちらも本気で応えたい。

日本のアルコールインクアートを文化にするために必要なこと

世界を見渡しても、これほど繊細なラインを、風1本で描きながら花を咲かせているのは、日本だけです。

これは、日本独自の芸術表現になり得る可能性を持っています。

では、それを「文化」として残していくためには何が必要なのか。

私は2021年10月頃から、その問いに向き合い続けています。

業界全体の価値を上げること。
価格を正しく上げられる環境をつくること。
そして、アートを「趣味」ではなく「仕事」として取り組む人を増やすこと。

そのために、安売りはしないと決めました。

レッスンで本当に提供しているもの

私がレッスンを通して届けたいのは、技術だけではありません。

生徒さん一人ひとりが本来持っている
・感性
・強み
・自信

それらを思い出し、開花させること。

アートを通して、「自分にはできる」と感じられること。
それこそが、次の行動を生み、仕事として続けていく力になると考えています。

展覧会開催までの2年間と、これからの未来

「いつか、この表現を社会に提示する展示を開催したい」

そう思い、会場選びには約2年をかけました。

・すべての作品に光が当たること
・白く広い壁面
・十分な天井高と空間
・100㎡以上の面積
・アクセスの良さ

そのすべてを満たした場所が、ヒルトン東京地下一階にある、ヒルトピア アートスクエアでした。

この場所で開催できたことは、大きな意味を持っています。

&Antiqueは誰のものか

&Antiqueは、私一人のものではありません。

受講してくださった皆様、これから描きたいと扉を開いてくださる皆様、そして作品を見てくださるすべての方のものです。

この花は、みんなで咲かせていくもの。

100年先まで続く、日本の芸術文化として。
これからも共に、未来を描いていけたら嬉しいです。